不断水工法がまだ行われていなかった1950年代以前の時代は、水道管などの工事の場合にはその近隣の広い範囲で断水するのが一般的でした。

断水になりますと当然その間水を使用することができませんので、一般家庭だけではなく医療機関や飲食店などさまざまな人たちが非常に困ることになります。ですので事前に必ず告知をし、状況によっては配水車などが手配されていました。また作業後は赤さびなどが流れ出すことが多かったため、しばらく水を流しっぱなしにしておかなければならず、すぐに使用できないデメリットもありました。

そのような手間やデメリットを解決する方法として生まれた不断水工法は、近年では広く普及しています。どうしても断水をおこなわなければならないような特殊な場合を除いて、水道工事では不断水工法を用いています。不断水工法にはいくつか種類がありますが、よくおこなわれるのは分岐工法と凍結工法になります。分岐工法では割T字管と仕切弁さらに穿孔機などを用い組み合わせて作業をおこないます。

凍結工法では液体窒素を用いることで両端を凍結させている間に作業をおこないますので、比較的短時間の作業に使うことが多いようです。このように不断水工法がおこなわれるようになったことで、水を止めることなく水道管などの工事をおこなえるようになりましたので、生活していく一般市民にとって非常に有益でメリットの多い工事方法であるといえるでしょう。

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