不断水工法とは、断水をせずに水道管の工事を行う工法を指します。

歴史的には、給水用の小経口管を本管から取り出す作業に取り入れられはじめ、φ50以上の分岐管は、昭和34年頃に割T字管が開発されてから実用化されました。既設の水道管を断水せずに工事を行うことができるので、断水に伴う告知や給水車の手配、工事完了後の管内の清掃などを行う必要がなく、工事に伴う手間を削減することができます。不断水工法には、本管から給配水のため、枝管の取出しを行う「分岐工法」と、本管の切断部に仕切弁やプラグ、ストレーナーなどを挿入する「インサーティング工法」があります。

以下には、その中から「不断水分岐工法」の手順を示します。1コスモバルブと仕切弁の取り付けコスモバルブとは、不断水工法などの工事の際に使用されるバルブの事で、分岐部にかかる変位を吸収するなど、安全が保たれます。これを、既設された水道管に取り付けます。取り付けたのち、仕切弁が開いている事を確認してから穿孔機と呼ばれる、水道管に穴を開けるための機器を取り付けます。

2穿孔穿孔機を前進させ、既設された水道管に穴を開けます。3仕切弁を閉じる前進させた穿孔機を後退させ、コスモバルブの仕切弁を閉じます。4水道管の開通穿孔機を取り除き、分岐をする方の配管を完了させ、仕切弁を開け開通させます。以上が不断水工法の流れとなります。不断水工法を行う際には、水道に関わる工事であるので細心の注意が必要です。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *